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縦覧帳簿の縦覧

なんだか、上から読んでも下から読んでも……みたいなタイトルです。

パッと見、間違って書いたようにも見えますが、
市役所のHPにそう書いてあるので、間違いではありません。

ちなみに縦覧の意味は、「自由に見ること。思うままに閲覧すること」となっています。

これは、縦覧帳簿という、土地・建物の固定資産評価を確認できる帳簿を、
誰もが自由に見ることができる制度です。

なぜ、このような制度があると思いますか?

それは、自分の持っている固定資産の評価が適正かどうかを、
他人の固定資産と比較して確認を行うためです。
(所有者名を確認することはできません)

前年に相続や売買などで、新たに取得した不動産がある場合など、
思っていたよりも高い固定資産税の支払通知が着たら驚きですよね。
しかし、適正に評価されているかを、前もって確認できていれば安心です。

4/1から固定資産税の第一期の納期限までは、自由に見ることができます。
ですから、この時期は資産税課の税証明窓口が混雑するのです。

ちなみに、「閲覧」という制度もありますが、こちらは自分が所有しているものに限られます。
自分の所有物ですから一年中確認できますが、所定の手数料がかかります。
(借地人や借家人も確認することができます)

せっかくの機会ですから、まわりの土地と比べてみるのもいかがでしょう?

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