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相続の手続はいくつあるでしょう?

さて、みなさんに質問です。
「相続の手続はいくつあるでしょう?」

一般の方向けに相続のセミナーをする際に、
この質問をすることがあります。

なぜ、この質問をするのか?
幾つか理由がありますが、一番の目的は、
相続手続を自分ごとに感じてもらうためです。

相続というボンヤリとしたイメージはあっても、
具体的に「何」を「いつまで」に「どうする」か?
を、理解できている人は稀です。

実際にどういうことが自分や家族の身に起こるのか?
その気付きを得てもらうための質問です。

さて、相続の手続はいくつあるでしょう?



正解は・・・約50コくらいです。
数え方や状況にもよりますが、概ねこれくらいはあります。
専門家によっては、もっと多い数をあげる人もいます。

具体的には・・・不動産(管轄法務局の数)、預金(金融機関の数)、株式(証券会社の数)、
投資信託(以下、略)、出資金、NTTの電柱、自動車、美術品、刀剣、賃貸住宅の契約、
生命保険、携帯電話、固定電話、クレジットカード、電気、ガス、水道、インターネット、
NHK、ゴルフ等の会員権、新聞、定期購入物、墓地購入・変更、永代供養、改葬、
準確定申告、相続税申告、年金受給者死亡届、未支給年金、遺族年金、健康保険証、
介護保険、障がい者手帳、印鑑カード、パスポート、埋葬料、高額医療費、未払税金・
保険料・医療費等の債務、在職中は死亡退職届、死亡退職金、最終給与、私物引取・・・
数え出したらまだまだ出てきます。

全部が該当することはないでしょうが、思っている以上に次から次へとやることが出て
きます。大切な家族を喪った悲しみの中、これらの膨大な数の手続きを目にした際の
ストレスたるや・・・

それに何から手を付けて良いかが分からないと、
何度も平日の昼間に役所へ行くことに成りかねません。
役所の窓口担当が、とても不親切なこともあるでしょう。

いかがでしょうか?
思いのほか、やるべきことの多さを実感できたでしょうか?

そして、手続には〆切もあります。
期限内に済ませないと、ペナルティが発生する場合があります。

ですから、相続への備えをしておくことが、
非常に重要な意味をもつのです。

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